5月15日にはじめてきて以来、この5ヶ月ほど、ボーダフォンのメール不達通知機能を悪用した迷惑メールが携帯宛に数日に一通ずつ来ていた。
Vodafoneのメールサーバーはエラーメールの最後に元メールの題名、本文を載せるので、From行を騙ってエラーメールを送り付けたい携帯のアドレスにしておき、自分のサイトのURLなどを題名に書いて架空のVodafoneアドレスに送信すれば、エラーメールの本文に自サイトのURLなどを含んだエラーメールを送信することが出来る。しかもエラーメールは正規のVodafoneメールサーバーから送信されるので、他キャリア(DoCoMo、au等)のキャリア指定受信機能をすり抜けることが出来るという、なんとも盲点を突いた迷惑メールだったのだ。
Vodafoneユーザの友人もかつてよりは減ったとはいえ、さすがにVodafoneからの受信を原則禁止にするわけにもいかず、手を焼いていたところだった。(ちなみにau、TU-KAは利用している友人が少ないので原則禁止にして、一部のみ許可にしています。)
そのなんとも困ったメールだが、今月中旬からピタリと止まった。止まった事実にも気づいていなかったのだが、たまたまVodafoneのページを見て納得。なるほど、不達通知エラーメールに元メールの本文や題名が含まれなくなったわけね。これでは、サイトの宣伝に使えないので迷惑メールとしては利用価値がなくなったということか。
対応されるまで若干時間がかかったのが気になるが、他キャリアユーザーのために対応してくれているのはありがたいことだ。
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