今日は久しぶりにアキバに遠征してきました。
デュアルコアCPUが両陣営でそろう中、自室のデスクトップPCは当面は現状維持することを決めたので、この夏を乗り越えるための静穏CPUクーラーを導入する目的です。
最近はヒートパイプを装備し、9-12cmの大型ファンを固定するデカイヒートシンクのものが主流なわけですが、あまりにでかい物はケースやマザーボードに干渉する可能性もあるので回避。
Socket7のK6用に"風神"を購入して以来、CPUファンはCOOLER MASTER製を購入してきたこともあって今回もCOOLER MASTERのHyper 48 (KHC-L91-U1)を選択しました。
最新のLGA775(Socket T)、Socket939はもちろんのこと、Sokect478、Socket754果ては懐かしのSocket Aまで使えるというのが評価ポイントです。
これなら将来的にマザーボードを交換してAthlon 64 X2やPentium Dにシステムを移行しても形状的には使い続けることが出来るでしょう。(それらのCPUの発熱を前にしてどうなるかは不安がありますが)
問題は価格でして、このクラスのCPUクーラーとしては平均的な値段なのかもしれませんが。\6,279(@TSUKUMO ex.)となかなか値が張ります。
これで夏を静かに過ごせるのであれば安いものと考えることにしましょう。
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リテールのCPUクーラーを外して早速取り付けといきたかったのですが、オール銅製ヒートシンクを支えるために、マザーボードの裏側にバックプレートを付ける必要があるため、マザーボードからコード類を全て外し、ケースからマザーボードを取り出すという大手術を敢行しました。
ついでにケース内を掃除。
マザーボードの裏からPCIスロットのカバーがでてきたのですが、よく今までショートしなかったなと冷や汗が・・・
リテンションをマザーボードから外して、バックプレートを取り付けた上でリテンションをねじ止めして再固定。
かなりガッチリ止まったので、CPUクーラーがリテンションごと落ちる心配はないと思います。
マザーボードが歪まないかは心配ですが。
で、再び外したパーツやコードを戻して再起動です。
このCPUクーラーはLGA775(Socket T)環境で4ピンコネクタに繋いで利用する場合はCPU負荷や温度に合わせて1400-3200rpmを可変で制御されるのですが、このPCのようにSocket478等の環境では1400rpm固定となります。 このPCの場合、設定温度以下の際のCPU FAN回転数を11/16から11/16まで6段階、マザーボードで設定できる機能(Q Fan Control)があります。 以前は3500rpmのリテールCPUクーラーを11/16に設定して2400rpmで運用していましたが、Hyper 48は13/16に設定し、55℃以下では1140rpm程度で回転するようにしてみました。 11/16にしなかったのは1000rpm切るとBIOSがエラー出してくるためです。 で、この設定でリテールCPUクーラーとHyper 48の冷却能力やFAN回転速度(≒騒音)を比べてみたのが下記の表です。 ちなみに室温は26℃でした。
リテールCPUクーラー | Hyper 48 | |||
---|---|---|---|---|
高負荷時 | アイドル時 | 高負荷時 | アイドル時 | |
CPU Fan | 3013 | 2410 | 1222 | 1200 |
Chasis Fan1 (rpm) | 1562 | 1584 | 2678 | 2700 |
Chasis Fan2 (rpm) | 1584 | 1630 | 2678 | 2700 |
CPU Temp. (℃) | 57 | 46 | 51 | 42 |
MB Temp. (℃) | 50 | 48 | 51 | 47 |
ケースファンの回転速度が上がったのは若干謎ですが、ケースあけてホコリを取り除いたら回転がよくなったとかですかねぇ。 CPU温度は高負荷時でも51度程度なため、CPUファンがしきい値を超えて回転数を上げることもなく(といっても1400rpmまでしか上がらないのですが)、実に静か。 むしろケースFANの音が若干気になるようになった気がします。
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