これまでレンズ交換式デジタル一眼レフカメラを製品化していなかったソニーが、コニカミノルタと共同開発することでレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ市場に参入するそうです。 レンズマウントはもちろんミノルタαマウントを採用し、コニカミノルタのレンズ資産、光学技術、CCDシフト技術等と、ソニーのイメージセンサー技術、画像処理LSI技術などを融合するということで、市場の活性化に期待したいところです。
ソニーは19日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラをコニカミノルタと共同開発すると発表した。コニカミノルタ αマウントシステムを採用し、従来のαシステムと互換性を持つ製品を開発する。
実際問題としては、自分はいまさらミノルタαマウントに移行することはないので、このニュース自体はあまり関係ありません。
しかし、2強体制といわれている現在のレンズ交換式デジタル一眼レフ市場が今後大きく動くことになる可能性があるのもまた事実です。
まず、ソニー製の最新イメージセンサーを一足先に導入し続けてきたニコンが今後どうするのかという点。
ニコンマウントでレンズ交換式デジタル一眼レフカメラを出しているフジフィルムと組むのがよさそうですが、ニコンユーザーはイメージセンサーが最新かどうかなどという些細な問題には左右されないので大丈夫かもしれません。
また、ソニーのデジタル一眼レフカメラ向けのイメージセンサーは、これまでニコンとの共同開発製品が多く、常に最新世代のセンサーはニコンに対して割り当てられてきた。今回の提携で、ソニーおよびコニカミノルタの共同開発製品が、ソニーの最新一眼レフカメラ向けイメージセンサーを使うようになる確率は高いと見られる。
一方、家電メーカーとタッグを組んだオリンパス(松下電器産業)、コニカミノルタ(ソニー)を相手に、istDシリーズで築き上げたデジタル一眼レフカメラNo.3の座を死守しなくてはいけないペンタックスの今後の戦略に注目したいところです。 残ってるのはリコーか、カシオ、サンヨーあたりですが・・・
ところで、デジタル一眼レフカメラにもソニータ○マーが導入されるんですかね。
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