急性散財炎を発症してニコンのポータブルフォトストレージ、MSV-01 COOLWALKERを購入してしまいました。
EOS 20D用に1GBのコンパクトフラッシュを2枚持っているのですが、RAW+JPGで撮影していると1ショット10MBくらいになるので、花火大会等の短期集中決戦ではどうしても途中で容量が足りなくなってしまいます。 そこで、今まではノートPCを脇において、1枚とったらノートPCのHDDに移動させるという作業を撮影と平行して進めていました。 しかし、ただでさえ三脚やらカメラやらで重くなる機材に、モバイルノートとはいえ1.3kgものウェイトが増えるのはつらいものがあります。 コンパクトフラッシュの追加購入も考えたのですが、もう2GB分買っても容量的にはぎりぎりなのでいっそのことフォトストレージを買うことを決意した次第です。
いざ選び始めてみると自分の利用目的に適当な機種が意外と少なく、財布と相談した結果、BUFFALOのHD-DPM20U2/CRかニコンのMSV-01 COOLWALKERにすぐ絞られました。 前者のほうがカラー液晶が無く、HDD容量が20GBな分安く、しかもCOOLWALKERの半分程度の重量というのが魅力的だったのですが、1GB SDカードのバックアップが3枚しか出来ない(おそらくコンパクトフラッシュも似たものでしょう)というバッテリー容量に不安を覚えあえなく落選。
EOSユーザーがニコン製品買うのはどうなのよと思いつつも、ほかに選択肢がないのだからしょうがないと言い聞かせてMSV-01 COOLWALKERを買ってきたのでした。
で、早速充電して試したところ、900MBほどデータの入ったコンパクトフラッシュのデータのコピーに11分弱かかりました。
また、3枚ほどコピーした段階でのバッテリーメモリは4段階中1段階減った状態。
これなら、数日程度の旅行ならACアダプタを持ち歩かずに済ませられそうです。
サムネイル表示のレスポンスもさほど悪くない(3x3の表示させると五月雨式に表示され始め1秒程度で9枚そろう感じ)ので簡単な確認程度になら使えそうです。
デザインが無骨なのはニコンらしいというところなんでしょうか。
個人的には、今は亡き初代GIGABEATを思い起こさせる質実剛健(?)なデザインに好感をもてましたが(笑)
お金に糸目をつけないのなら、EOS DigitalのRAWファイルも表示できるEPSONのPhoto Fine Player P-2000は液晶も綺麗ですし、動画の再生までこなせる優れものなんですが、いかんせん高いです。
あとはiPodとCamera Connctorを買うっていう手も考えたのですが、これだとデータバックアップ中は撮影できなくなってしまうのであまり意味が無いことに気がついてやめました。
iPod Camera Connectorに繋ぐコンパクトフラッシュリーダー代わりにコンパクトフラッシュ利用のデジカメをもう一台持ち歩くというのは馬鹿馬鹿しいですしね。
ニコン面へようこそ(笑) 30GBあれば旅行でもノーパソなしで余裕でなんとかなりそうですね。それにしても定価と実売価格のこの驚異的な差はいったい……
発売後1年近くたって購入したにもかかわらず、自分のCOOLWALKERのシリアルIDは下6桁が000800番台でしたから、ほとんど売れず販売店が在庫抱えて困ってるのかなぁと。
でもファームウェアは6月29日に公開されたVer1.30なのが謎。シリアルIDの下6桁と上2桁で印刷の感じが違うので、出荷時ファームウェアバージョンによって上2桁を変えてるのかも。