istDL等を単身開発してきたペンタックスが、今後は韓国サムスングループのSamsung Techwin社とのレンズ交換式デジタル一眼レフカメラの共同開発を行うことが発表されました。
ペンタックス株式会社は12日、韓国のSamsung Techwinとレンズ交換式デジタル一眼レフカメラを共同開発することで合意に達したと発表した。
レンズ交換式デジタル一眼レフカメラに早くから取り組み、既にある程度のシェアを握っているキヤノンとニコンは別として、後発組のオリンパス、コニカミノルタは今年に入って相次いでそれぞれパナソニック、ソニーとの共同開発を発表しました。
同じく後発であるペンタックスが今後も単身で開発を続けるのか、あるいはデジタルカメラを製造する家電メーカーとの共同開発路線に転じるとしたら既に残り少ない中からどの会社を選ぶのか、というのは気になっていたのですが、まさか海外メーカーと組むとは思いませんでした。
そういえば昨年当たり発表されたサムスンの携帯電話付き光学3倍ズームコンパクトデジタルカメラ光学3倍ズームカメラ付き携帯電話はPENTAXの沈胴式ズームレンズを採用していましたね。
その縁でSamsung Techwin社を提携先として紹介されたのかもしれません。
Samsung Electronicsの新デバイス「SPH-S2300」はこの状況を変えるかもしれない。この製品はこの問題に反対の角度から取り組んだものだ。間もなく発売のこの製品は、一般的なデジカメと同様にPentaxの光学3倍ズームレンズを備え、LEDベースのフラッシュではなく普通のカメラのフラッシュを使うため、「カメラ付き携帯」と言うよりは「携帯付きデジカメ」と言える。
Samsung Techwin社のデジタルカメラは「KENOX」というブランドなので、"PENOX"か"KENTAX"あたりのブランドを新設すればいいのではないかと。
Samsung Techwinは「KENOX」ブランドのデジタルカメラを製造販売しており、世界市場での販売拡大を進めている。
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