弟が大学の部室から「東京エイティーズ」持ってきたので読んでみました。
8巻から先は他の人が家に持ち帰っているとのことなので、とりあえず7巻まで読んでみました。
大学時代の親友の訃報をきっかけに、20年間心に引っかかっていた大学時代の彼女(になるのか?)との出会いと別れ(るのか??)、そして他の有人との数多くのエピソードを振り返る形で進んでいくお話です。
7巻まで読んでようやく1年の早稲田祭が始まろうというところなんですが、このペースで卒業までやるんでしょうか・・・
恋愛モノですと「主人公が最終的に誰とくっつくのか?」という観点のものが多いと思いますが、本作では「就職後に取引先の部長だか課長だかの娘と結婚した」というある意味バッドエンドが最初に示されてしまっている分、いかにしてそうなってしまったのかに集中して読むことが出来ます。
推理モノで言うと金田一少年や名探偵コナンスタイルではなく、刑事コロンボスタイルというか、古畑任三郎スタイルというか。
ただ、ちょっと気になるのは、1982年ごろを描いているのに、主人公やその周りの主要人物の服装、髪型がいやに現代的だという点です。
80年代前半の女の子なんてみんな"聖子ちゃんカット"だったんじゃないんですか?
自分はまだ物心付いてなかったので実際のところどうだったのかは分かりませんが。
早稲田あたりではもっと時代の先を行ってたんですかねぇ。
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