雲のダウンロード

出発前の天気予報は晴れ。
月が沈むのは0時過ぎなので22時過ぎに着けばいいかと思って18時半前に出発したのですが、ETCカードを忘れたことに気がついて一度戻ったりしたので、結局19時に再スタートとなりました。 5連休初日と言うことで昼間の中央道は大渋滞だったようですが、この時間になると渋滞も解消され順調に甲府まで到着。そこからは国道を経て某部三大合宿地の1つに向かいます。

途中ふと空を見るとさっきまで見えていた上限の月がいつの間にか雲の中に。
「え”！？マジで」と思っているうちに22時半ごろ観測地到着。 車から降りて空を見上げると西の空が半分ほど雲の中です･･･
気を取り直して先に着いてるはずの友人を捜索。 5分ほど駐車場を彷徨ったところ無事発見したので、話を聞いてみたところ彼が来た頃は快晴だったものの先ほどから雲が出始めたとのこと。
「我々がそろうと曇るのかねぇ」と誤魔化しつつ内心「もしかしてここ数回の曇り男は・・・」と。

ステラナビゲーターで確認したりして今話題のシュワスマン・ワハマン彗星を双眼鏡で観望し(た気になり)ましたが、うっすらと雲がかかっていた気も。
1時間もすると雲が空一面に広がってしまったので寝袋に入って雑談しながら再び晴れ間が出るのを待つこと3時間あまり。 寒い中を待ち続けた努力もむなしくそのまま薄明してしまったのでした。

駐車場に停めた車の中で就寝し、10時ごろ起床。 Uターンラッシュが始まる前にまっすぐ帰宅するべきなのですが、わざわざ車飛ばして来たのに彗星をほんのちょっとみた気になっただけでは悔しいので清里によって清泉寮でソフトクリームを食べてきました。 さらに北杜市のスパティオ小淵沢で温泉に入って13時ごろ帰路へ。 渋滞の起こりはじめ(@小仏トンネル)をかすめるように通過して16時30分ごろ帰宅。

誰でも秘密を　一つくらい持ってる
ときどき晴れないと　こんな観測つまんない
朝が来て消える雲　暗くなければ意味がないね

このままじゃ帰れない　帰らない

霧のダウンロード　一人クラウド
僕がいれば　ホワイトミスト
雲をダウンロード　僕としようよ
トワイライト　今始まるよ

(中略)

曇り男　「それは僕だ」
悔しいけれど　「認めます」
このままじゃ眠れない　眠らない

(以下略)

この雪辱を晴らすのは7月末、かな。