一向に公開されないWindows Media Encoder Studio Edition Betaに痺れを切らしながらWindows Media Encoderのサイトをチェックしていたら、Windows Media Video 9 Advanced Profile Update Betaなんてものが公開されてました。 「ん?これをインストールするとWindows Media Encoder 9でもVC-1 Advanced Profileが使えるようになるのか?」ということで早速ダウンロード&インストールです。
「Windows Media Format 9.5 SDK」なるものをまずインストールしろといわれるので、Windows Media Developer Center: Windows Media Downloadsをダウンロード。
しかし、さぁインストールだと思ったら、XP(32bit Version)が必要だとかいわれてしまいましたよ、トホホ・・・
将来的にはVistaでもVC-1 Advanced Profileが使えるようになるのだとは思いますが、Beta版のうちは枯れたOSしかサポートしないってことなんでしょうね。
いろいろ情報をあさってみたところ、VC-1はすでに公開済みのWindows Media Player 11 Betaにも同梱されていたようです。 ということはWMP11がプリインストールされているVistaでは、Windows Media Format 9.5 SDKやらAdvanced Profile Updateやらをあてなくてもデフォルトで使えるということなのでしょう。
というわけで、XP+Windows Media Encoder 9 + WMF9.5SDK + WMV9APUBの組み合わせでMPEG2ファイルの再エンコードを行ってみました。
今までのCodecだと、平均ビットレート指定の2pass VBRではインタレース保持を指定できなかったのですが、そのバグというか仕様がちゃんと修正されているようです。
これでサッカーなどの動きの早いスポーツ番組もばっちりかな。
気になるのは、レジストリで指定できるエンコードパラメータが20以上ある点です。
これだけあると最適なパラメータの追い込みが大変そうです。
問題としては、今まで使っていたFront Endソフトは新しいVC-1を指定できないのが最大の問題です。 バッチ処理を仕掛けられないと効率悪いですからねぇ。 Encoder Studio Editionにはバッチ処理機能もつくということなので、VC-1 Codecが手に入った今となっても期待したいところです。
http://www.rakuten.co.jp/jism/576832/ 上新電気(リンクシェアにある