Windows上でのオーバークロックツールにはあまり興味がなかったので今まで試したことがなかった、Ai Boosterをインストールしてみた。
Pentium 3.2E GHzのSL7KCはコア電圧が1.0Vまで下げられているという誤植だかほんとだか分からない話があったのだが、手元のMotherboard、Asus P4P800ではBIOSで1.4Vまでしか下げられず真相を試せずにいた。
で、Ai Boosterを入れてみて分かったのだが、このツールを使うとVcoreをなんと1.1Vまで下げることが出来ることが判明。高負荷をかけてもハングアップすることもなく安定稼動している。しかもちゃんと発熱量も減っているようで、CPU FAN 1740rpm、前面FAN 1638rpm、背面ファン 1541rpmと低速状態(これもAi Boosterから設定)で、CPU温度46℃、システム温度42℃で安定しているではないか。
アイドリング状態ではCPU温度が38℃まで下がり、"38℃シャーシ"ならぬ"38℃CPU"を達成している。(システム温度は41℃)
すばらしい。実にすばらしいぞAi Booster!何でもっと早くインストールしなかったのだろうか。
これでCPU FANの音に悩まされずに24時間高負荷処理をかけることが出来るな。
本当にすばらしいのはコアクロックを下げてもちゃんと動作するSL7KCコアだな。
1.1V動作、幸運でしたね。
どうも、電圧表記が間違っていたらしくて、
http://kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=3316358
によると、1.2Vでも動作しなかった人もいるようです。
http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1093862093/134
>nmさん
情報ありがとうございます。スクリーンショットに出ているようにウチのSL7KCもVcore 1.1000Vで設定しても実際には1.17~1.20V辺りと若干設定より高めで動作しているようです。
Vcore定格でのクロックアップ性能にあたりはずれがあるように、クロック定格でのVcoreダウン性能にもあたりはずれがあるのでしょうね。