ショック死(新潟中越地震)

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昨夕発生した新潟県中越地震であるが、24日12時の段階で死者は18人に達しているそうだ。
亡くなられた方には謹んでご冥福をお祈りしたい。

新潟県中越地方を中心に震度6強を連続して観測した地震は24日、被害がさらに広がり、総務省消防庁や新潟県警によると、建物の下敷きになるなどして小千谷市で8人、川口町で4人、十日町市で3人、長岡市で2人、湯沢町で1人の計18人が死亡した。

気になるのはショック死された方の比率の多さである。
24日12時現在の県の発表によると、実に4名の乳児と高齢者がショック死されている。県の発表した死者総数は現段階ではまだ15名だが、asahi.comの発表した死者総数は18名なので少なく見積もっても22%の方がショック死で亡くなったことになる。
おそらく、都会での地震だとショック死されるようなお年寄りや乳幼児の人口に占める比率が低いので今までの地震では目立たなかったのであろうが、新潟県中越辺りだと高齢化が進んでいるということなのだろうか。

自宅の倒壊等による死亡は、今後住宅耐震技術の更なる発達により将来的には0にすることも不可能ではないと思うが、ショック死は防ぎようが無いともいえる。その一方で今後高齢化が進めばショック死する可能性のある方の人口に占める割合はますます上がっていくことになる。さらに、自宅は無傷でその中で一人でショックで心停止状態に陥ると、屋外から見ただけでは異変が分からず手遅れになる可能性が非常に高い。
対策としては、毎日1回は起震車に乗って震度7クラスの地震に慣れておくとか、普段から健康には気をつけ多少のショックでは死なないようにするとか、ショックで心停止状態に陥ってもすぐ蘇生措置をしてもらえるように医師とか看護師とか救急救命士とか同居するとか、心臓が止まったらものすごいブザー音が鳴る装置でも身につけておくとか、そのくらいしかないのではないだろうか。

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このページは、散財人が2004年10月24日 14:31に書いたブログ記事です。

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