我が家のEthernet Hubは全てGigabit化済みなのだが、最初に導入した1階のHubはJumbo Frame未対応のCorega SW08GTなのであった。NICの方は全てJumbo Frameに対応しているわけでそれなりの速度向上があるといわれるJumbo Frameを有効に出来ないのはもったいないので使用を開始して1年足らずではあるがHubの交換を行うことにした。
というわけで昨日、ファン無し、電源内蔵の売れ筋ということで深く考えずBUFFALOのLSW-GT-8NSRをビックカメラ有楽町店で\9,980(ポイント18%還元)で購入してきた。
で、今日SW08GTと交換。Intel PRO1000MT(Intel 82540EM)を搭載したWindows Server 2003機(Pentium 4 1.5GHz、RDRAM 768MB)とPCi GN-1200TC(Realtek RTL-8169S)を搭載したWindows XP ProfessionalのTV録画PC(Pentium 4 2.4C GHz、DDR400 1024MB)の間でいくつかテストを行ってみた。
まず、Pingでフレームサイズを測ってみるとヘッダー込みで7134Byteであった。RTL-8169Sの最大パケットサイズが7KBなのでその上限サイズまで使えていることが分かる。(82540EMは16KB、LSW-GT-8NSRは9KB)
次にExplorerによるファイルコピーとNetperfとによる速度測定を行ってみた。ファイルコピーは約1GBのファイルのコピーにかかった時間から転送速度を測定、Netperfは"-M10m -m10m -s100k -S100k"のオプション設定で10回測定した結果の平均をとった。その結果、
Hub | 通信方向 | Explorerファイル転送速度(Mbps) | Netperf平均速度(Mbps) |
---|---|---|---|
SW08GT | Intel -> Realtek | 122.2 | 435.78 |
Realtek -> Intel | 149.2 | 480.95 | |
LSW-GT-8NSR | Intel -> Realtek | 142.7 | 567.28 |
Realtek -> Intel | 177.3 | 665.38 |
と、Explorerでは20%弱、Netperfでは30~40%の速度向上となった。Explorerでのファイルコピーの速度が低いのが気になるが、テストに利用したWindows Server機のHDD性能の問題かもしれん。TV録画PCと自室デスクトップの間ではJumbo Frame化以前から200Mbpsくらい出てたし。
最初は恥ずかしいのですね。