Windows XP Professional (32bit版)からWindows XP Professional x64 Editionにリーズナブルに移行するWindows x64 Edition Technology Advancement Programが提供されるらしい。
米Microsoftは25日(現地時間)、32bit版の「Windows XP Professional」のライセンスから、AMD64/EM64T対応の「Windows XP Professional x64 Edition」のライセンスへ変更する「Windows x64 Edition Technology Advancement Program」を発表した。
同プログラムは、既存の32bit版Windows XP Professionalのライセンスを廃棄して、新しくWindows XP Professional x64 Editionのライセンスにアップグレードするもの。対象となる32bit版Windows XP Professionalは、2003年3月31日から2005年7月31日までに注文された製品。
日本語版の詳細の発表は5月に行われるそうだが、英語版では米国内への送付費用が$12、米国外が\22と実費程度。 大変リーズナブルであるのだが、当然ライセンス上32bit版Windows XP Professionalは使えなくなるのが要注意である。
現状では、キャプチャカードなどのようなデバイスのドライバは32bit版しかないものがほとんどだし、ウィルススキャンソフトもドライバレベルで動作するためx64版Windowsでは使用することが出来ない。 となると、32bit版とx64版をデュアルブートでインストールしておいて、シチュエーションにあわせて使い分けることが欠かせない。 よって今回のAdvancement Programは自分が利用しているハードウェアのドライバが出揃うまで、数ヶ月から数年は手を出せないものになりそうだ。
技術上デュアルインストールが出来るかどうかという問題に関しては、Advancement Programのx64版をインストールしてアクティベーションすると、以後32bit版のCDキーによるアクティベーションが無効になるくらいのことは可能だと思うがそこまで仕掛けているのだろうか。
そのうちNorton AntiVirusやTrendMicro ウィルスバスターのx64移行プログラムも用意されるのだろうか?
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