次世代DVD統一規格は0.1mm保護層で決まり?

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次世代DVDの規格統一についてまた日経新聞に気になる記事が出ていた。

次世代DVD(デジタル多用途ディスク)の規格統一に向けて交渉中のソニー、東芝陣営は9日、ソニー側の光ディスク構造に東芝のソフト技術を組み合わせ、新規格として打ち出す方向で最終調整に入った。東芝側は土台となるディスク構造で譲る形となるが、製造コストなどを吟味したうえで受け入れを判断する。両陣営は早ければ来週にもそれぞれのメンバーに統一案を打診したい考え。

HD DVD陣営は、どのくらいの特許ロイヤリティをもらうということで折れたのだろうか。

とりあえず日経新聞によるアドバルーン記事というか、世論形成記事ということのようだな。(2005/05/10/13:38)

日本経済新聞では、「ソニーや松下電器などが推進するブルーレイディスクのカバー層0.1mm方式の採用を軸に調整し、それを東芝が受け入れる。代わりに東芝のソフトウェア技術を統合した新規格を立ち上げる」と報道された。しかし、東芝、ソニーではこの統合報道を強く否定した。

東芝だけでなくソニー側も強く否定しているのは、この報道によってHD DVD陣営が硬化すると困るからだろうか。

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このページは、散財人が2005年5月10日 07:21に書いたブログ記事です。

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