Get Back to the Moon

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NASAの新しい有人月探査計画が正式発表されました。
前評判どおり、スペースシャトルの固体燃料ロケットブースター技術を元にした小型ロケットで有人探査船を、スペースシャトルの外部燃料タンクの下にオービターのメインエンジンを5つ付けた大型貨物ロケットで月着陸船を打ち上げ、地球軌道上でランデブーする方法で、2018年までに有人月面探査を再開するという計画のようです。

しかし、大型貨物ロケットの想像図は旧NASDAのH-IIロケットにそっくりですね。 大きさは倍ほども違いますが。

NASAの大型貨物輸送ロケット(右端)
Size Compared to Apollo, shuttle
Copyright© NASA
旧NASDA(現JAXA)のH-IIロケット
H-IIロケット試験機1号機打上げ想像図
提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

小型(といってもH-IIAロケットより背が高い)有人ロケットのほうは、1段目より2段目の方が太かったり、やたらと細長かったりするのがアンバランスな感じで気になるところです。 普通多段ロケットって上の段ほど細く小さくなるものだと思うのですが、1段目より太くて、1段目に匹敵するほど長い2段目っていったい・・・
2段目はスペースシャトルオービターのメインエンジンを一つ搭載すると書いてあるので、茶色い2段目の大部分は断熱材に覆われた液体水素、液体酸素のタンクなのでしょうが。

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このページは、散財人が2005年9月20日 02:37に書いたブログ記事です。

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