東芝のポータブルHDDデジタルオーディオプレーヤーgigabeatシリーズのの新モデルとして、gigabeat Xシリーズが発表されました。 先代のgigabeat Gが2003年8月に、原稿機種のgigabeat Fが2004年9月に発表されたため、新機種が出るとしたらこの1、2ヶ月、その間に出なければ打ち切りと判断してiPodの軍門に下るしかないかと、期待半分不安半分で胸をなでおろした次第です。
株式会社東芝は、1.8型HDDを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat」の新モデルとして、30GB HDDを搭載した「gigabeat X30」を9月22日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は37,000円の予定。カラーリングはピアノブラック(K)、ピュアホワイト(W)、クリムゾンレッド(R)の3色を用意する。
"G"、"F"と来たので、「次は"E"だ!」と勝手に吹聴していたので、予想が外れたのはちょっと残念ですね。 しかしFシリーズを一回り小型かつ軽量にした上に、(ミュージックアーカイブが20GB強といったところなので)個人的には丁度いい30GBという容量、しかも明後日には発売開始ということで、自分のツボを付かれた勢いで買ってしまいそうです。
ただ、気になるのはガノタで有名な東芝のデジタル家電部門なので、"X"という名前がなんとも不吉なことです。 HDDデジタルオーディオシリーズがこれにて打ち切りにならなければいいのですが・・・
ちなみに、プレスリリースを読む限り小型化は新開発のHDD(垂直磁気記憶?)によるところが大きいみたいなので、このHDDを搭載してより小型になる(であろう)第5世代iPodが出ればそっちの方が当然売れるわけですが。 と身も蓋もないことを言っておきます。
商品化の背景と狙い
(前略)
このような中、当社は、音楽データだけでなく、デジタルカメラの画像も保存できる「gigabeat® X30」を商品化することで、HDDオーディオプレーヤー市場のさらなる拡大と当社シェアの向上を図っていきます。
なんて書いてあるあたり、市場拡大とシェア向上、どっちに重点を置きたいのかは相変わらず謎なのですが。
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