「Computer Architecture A Quantitative Aproach 4th Edition」の翻訳版「コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ 第4版」が出たという話を聞きつけて衝動買いしてしまいました。 原著よりも日本語版のほうが安いというのは謎なのですが……。
3rd Editionの英語版を購入して輪講で読み終わった数ヶ月後に4th Editionが出たので萎えてから1年半。 初版以来十数年ぶりに日本語訳が出たということなので今度は購入してみることにしました。
3rd Editionは命令レベルの並列性(ILP)を上げるためのVLIWとかの話が主でしたが、第4版ではそれらはCD-ROMの付録に追いやられ、本編はマルチコアによるスレッドレベルの並列性(TLP)の話題が主になっていました。 まだCell.B.E.やAMDのTorrenzaのようなヘテロジニアスなマルチコアの話題や、IntelのLarrabeeやTileraのTILE64のようなメニイコアの話はまだ出てないのでその辺は5th Editionを待てということですかね。 原著が出るとしても2010年くらいとかになりそうな気もしますが。
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