先週の三菱電機の携帯電話事業撤退に続いて、こんどはソニーエリクソンがドコモ向けの携帯電話市場から撤退を検討しているそうです。
ソニーはNTTドコモ向けの携帯電話機事業から事実上撤退する。年内に開発・生産を打ち切り、国内の携帯事業を大幅に縮小して主力の海外事業に注力する。
三菱電機とソニーエリクソンは、シャープや富士通とともにルネサステクノロジの「SH-Mobile Gシリーズ」と「Symbian OS」による共通プラットフォーム「MOAP(S)」陣営だったわけですが、これで採用会社が半減してしまうとなるとプラットフォームの行方が心配になります。
ルネサスも涙目でしょう。
ルネサス テクノロジの「SH-Mobile Gシリーズ」は、ドコモと共同開発し、携帯電話向けのベースバンドLSIとアプリケーションプロセッサをワンチップ化した製品。
ルネサス テクノロジではシリーズ第3弾となる「SH-Mobile G3」を開発、端末メーカーとして新たにソニー・エリクソンが開発に参加している。10月からはサンプル出荷が開始されており、2008年秋の量産開始を見込む。
AQUOSケータイのシャープとらくらくホンの富士通に比べたら三菱電機やソニエリの出荷台数は微々たるものなのでプラットフォーム採用機の出荷台数は大して変わらないのかもしれませんが。
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